株式会社 北野商会

会社概要

TOP

志を育てる、叡知を探求する、経営を建築する

北野商会とは

北野商会とは、組織・事業・仕事への志を育くみ、
叡知を探究する実践の場をつくる会社です。

写真提供:株式会社ITP 撮影地:toberu

北野商会の「価値観」

不 易

「変わらぬ価値とは何か?」

言葉は次々に生み出されます。目新しい言葉(カタカナ用語など)が持ち込まれ、魔法のように人や組織を魅了します。しかし、このような社会だからこそ、「自分たちの組織・事業・仕事について変わらぬ価値とは何か?」を問い続けることが重要ではないでしょうか。私たちは、社会の出来事を時に批判的に捉えながら、仲間や顧客にとっての不易の価値を探究することを大切にしています。

叡 知

「深遠なる知恵とは何か?」

知恵は次々に生み出されます。便利そうな道具(技術や手法など)が持ち込まれ、それが全てを解決してくれると錯覚しがちです。しかし、このような社会だからこそ、「自分たちにとっての深遠なる知恵とは何か?」を問い続けることが重要ではないでしょうか。私たちは、思考を働かせながら、仲間や顧客にとっての叡知を探究することを大切にしています。

実 践

「実践とは何か?」

実践とは人々の行為そのものです。理論と実践を切り離すことなく、思考と行動を続けることこそ、不易の価値に気づき、叡知を生み出すことにつながります。そこには学び合える仲間が必要です。私たちは、志を育む仲間とともに、学び合い、切磋琢磨しながら、共に成長できる場づくりを大切にしています。

北野商会の「志」

仕事、組織、事業からなる志。実践と理論の学術的背景には組織論、戦略論、キャリア論、デザイン学、サービス学、教育学、哲学、社会学、建築学、まちづくり論、コミュニティ論、実践論、相互行為、エスノグラフィー、エスノメソドロジーがある。

志を育てる

「組織・事業・仕事」は別々のものではありません。お互いに重なりあい、影響しあいます。働きがいや安心感のある組織、将来への希望や可能性を抱ける事業、個性や専門性が活かせる仕事、これらが重なり合うところに、自分の「志」が浮かび上がります。「組織・事業・仕事」は社会から影響を受けますが、それに伴い、自分の「志」も時に揺さぶられます。「志」は一度決めたら終わりではなく、見直し続けることが大切です。私たちは、常に「組織・事業・仕事」と向き合い、学習と思考を続けていきます。

叡知を探究する

「組織・事業・仕事」について考えることは、実は自分だけでは限界があります。正しいと思い込んでいる「思考の枠(先入観や固定観念)」に気づき、「視野」を広げる必要があります。その手助けとなるのが「視点」「視座」です。
1つ目の「視点」とは、一緒に志を支援しあえる「仲間」の存在です。他者と対話することで、自分とは異なる視点から思考の枠に気づくことができ、視野を広げることができます。
2つ目の「視座」とは、新たな考え方を与えてくれる「理論」の存在です。そもそも、理論と実践(学術と実務)は別々のものではありません。両者は重なり合いながら社会を支えてきました。実務をする人にとって、理論は普段とは異なる俯瞰的な視座、客観的な視座を与えてくれます。経験の積み重ねでは突破できない限界を越えるきっかけを与えてくれることもあります。
私たちは、志を支援しあえる仲間とともに視点を増やし、理論や学術に裏付けられた視座を提供することで、実践的な学びの場を創っていきます。

経営を建築する

「建築」とは、建物をつくるだけではありません。人間が活動するための空間を持った構造物を、計画、設計、施工そして使用するに至るまでの行為全体を指します。つまり、地域、歴史、人々、環境と対話しながら、その土地だからこその解を探索し、完成後も保守や修理など手を施し続ける連続的な行為です。
私たちは、「経営」も「建築」と同じような性質があると考えています。「組織・事業・仕事」に絶対的な方法論や正解はありません。論理的に考えれば必ず正解に辿り着くわけではなく、ましてや、外から便利そうな道具や成功事例を持ち込めば解決するとも限りません。常に未完成の建築物のように、連続的に考え続けるものでもあります。私たちは、「建築」を大切な哲学として根底に置き、「組織・事業・仕事」について考えていきます。

北野商会の「源」

なぜ古風な名前なのか?

祖父が創業し、父が二代目として経営してきた「株式会社北野商会(木材加工業)」は、創業70年で終焉を迎えました。私は三代目として事業承継することなく、新業種・新業態での創業の道を選びました。そこに至るには、家族の様々な苦悩や葛藤、そして希望がありました。
創業するにあたり、会社名は同じ「北野商会」としました(登記上は別の法人格です)。社名には、戦後の住宅供給を支えるという創業者である祖父の「志」、会社を粘り強く経営し続けた父の「志」、が深く刻み込まれています。
祖父が創業した時代は、住宅供給を含め、物質的な豊かさを求める時代でした。現在は、物質的には豊かになったものの、精神的な豊かさはむしろ低下しているかもしれません。精神的な成長やつながりに人生の豊かさを志向する人も増えています。このような社会や人々の価値が変遷する中、現在の「組織・事業」に目を移すと、「変革」や「イノベーション」という言葉が乱立しています。しかし、歴史のある会社ほどなかなか脱皮ができていません。結果として、目新しい解決策に安易に飛びついてしまったり、一部の人だけが変革の旗を掲げて空回りしてしまったり、というもったいない状況も散見されます。私たちが幸せにいきいきと生きていくためには、今こそ、組織・事業・仕事のあり方を、一人ひとりが再考する時期を迎えています。決して、全てを「変革する」ことだけが正解ではありません。不易の価値あるものはそのまま継承し、新たに価値あるものを生み出すべく、まさに「叡知」を探究することが求められています。私たちは、古くもあり、新しくもある「北野商会の志」を受け継ぎ、組織・事業・仕事への志を育くみ、叡知を探究する実践の場を提供して参ります。

北野商会の会社概要

会  社  名
株式会社北野商会
本        社
〒530-0001 大阪市北区梅田1丁目11番4号 大阪駅前第4ビル 9階 923号室
代  表  者
代表取締役 北野 清晃
設  立  日
2018年4月20日
事        業
  • 学校事業
    • 「組織の学校」「事業の農園」「仕事と志の学校」での各種主催講座の企画運営
  • 経営支援事業
    • 企業や⾃治体での研修・ワークショップ・プロジェクト等の受託業務の実施
    • セミナーや講演への講師派遣業務の実施
    • 「進路相談室」での個⼈向けカウンセリングサービスの実施
    • 「経営相談室」での経営者向け相談サービスの実施
    • 経営コンサルティング業務の実施
    • 組織や事業に関する研究活動
    • 各種執筆活動

北野商会の仲間たち

運営メンバー

北野 清晃(きたの きよてる)

株式会社北野商会 代表取締役

京都大学大学院情報学研究科 博士後期課程修了、博士(総合学術)
京都大学経営管理大学院 専門修士課程修了、専門修士(経営)
人材育成・組織開発・製品サービス開発に関するプロジェクトやワークショップ、研修に携わる。北野商会の学校事業ではメイン講師を担当。

資格:中小企業診断士・一級建築士・キャリアコンサルタント他
趣味:「パスタづくり」、好きな言葉:「一日一生」

松本 優子(まつもと ゆうこ)

株式会社北野商会 相談室長

総合人材サービス会社にて、転職者のキャリア支援業務、新卒採用コンサルティング業務等に携わるとともに、人材育成や組織開発のファシリテーターとして活躍中。北野商会の相談室事業ではカウンセラーを担当。

資格:産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
趣味:「寺社巡り」、好きな言葉:「温故知新」

石川 美智(いしかわ みち)

株式会社北野商会 事務担当

資格:宅地建物取引主任者
趣味:「旅行」、好きな言葉:「一期一会」